特定避難勧奨地点関連通達資料アーカイヴ [原発データ]
出会った議員さんの中には参考資料としてコピーが欲しいと仰られる方もいらっしゃったので、一応残っている限り表題の件にかかる文書についてアップロードしておこうと思う。
6月11-12日実施環境放射線モニタリング詳細調査結果
7月27-29日実施第2回環境放射線モニタリング詳細調査結果
2011-07-20 08:59
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はじめまして。突然のコメント失礼します。
先日私が住む福島市内でも、同じように線量の測定がなされました。
まるっきり同じ用紙が私の家の郵便受けにも入っていました。
そこで一つご質問があります。
現在アップしてある画像の数値で避難勧奨地点に該当となり、避難することができたのでしょうか?
実は我が家の庭も玄関先も2マイクロシーベルトを超えまして、
今まで以上に危機感を募らせています。
なぜなら、除草、表土の除去などを行った後だったからです。
これ以上の除染は個人レベルではできません。
はなはだ不躾な質問で大変申し訳ありませんが、お返事いただければ幸いです。
by いさな (2011-08-22 21:23)
>>いさなさま
コメントありがとうございます。福島を離れておりましてご返信遅れまして申し訳ありません。
ご質問の件ですが、私は避難勧奨地点となりました。ただし純然たる線量基準によって該当となったわけではなく、「近くに純然たる線量基準によって該当となった特定避難勧奨地点がある、子どもや妊婦のある世帯(地点)」だったために指定となったようです。
つまり庭先1mで1.5μSv/h以上の地点は軒並み指定となっているわけではないということになります。近く(この場合小集落とか小行政区とか部落と呼ばれるような範囲の意味です)に3μSv/hを超えるような地点があり、かつ、小さい子どもがいるからという二つの条件によって指定となっているわけであり、こうしたケースの指定においてはその地点自身の調査結果は何ら考慮に入っていないような気がします(なぜなら小国地区で1.5というのは下から10番目以内の相対的にかなり低い部類なのです)。
純然たる線量基準(=年間20mSvを超える恐れのある水準の線量)については一般的には3.2とかそれくらいであるとされておりますので、もし自分のうちが指定になるかどうか先読みしてみるとすれば、
1)自分のうちの調査結果が3.2μSv/h以上であるか
2)自分のうちの近くに調査結果が3.2μSv/h以上のところがあるか
この二つについていずれかに該当すれば、指定の恐れもあるのではないのかなぁと思います。子どもや妊婦のある世帯であれば更に可能性が高いと思います。
ただこれはかなり伊達市方式の厳格な基準でご説明申し上げており、南相馬市なんかはこれより緩和的な指定方法を採っておりますので、結局は福島市がどのような形で指定を行うか?に大いにかかってくるところであります。
避難勧奨指定になっても必ず逃げなくてはいけないわけではないですし、指定になった途端放射線が危険なものに変わるというわけでもないですから、確かに指定されると今まで「大丈夫」と言われてきたものが一転「危ない」と言われたみたいで、精神的には喜ばしくないところも多々あるとは思いますが、指定になったことで受けられる(かもしれない)メリットというものもあるので、成り行きを冷静にお受け止めになれればよろしいかと思います。
by hal (2011-08-23 20:46)