ファイトレメディエーション（名前がかっこよい） [地震と原発]
Wikipediaを引くとこうあります。ファイトレメディエーション（phytoremediation）とは、植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用して、土壌や地下水中の汚染物質を吸収、分解する技術を言う。
そうです、私がここでこの言葉を用いるのはすなわち、植物による土壌の放射能汚染除去のことについて語り出したいがためであります。表土剥離も勿論効果的だとは思うのですが、最終的な廃棄処理の問題が解決されることは当分ないような気もするので、それだったら少しでもまだ廃棄可能性のある植物を用いての土壌浄化についても併せて検討し、両睨みでことを進めた方がいいよなぁと考えているわけなのです。まぁそのじつ、肉体労働辛い・・っていうのもあるんですがw
昨日の食品測定ワークショップの除染相談コーナーにいらっしゃった、大井？さんという方のお話を伺っていて、このファイトレメディエーション関連で耳がピクピクゥとなった情報としては以下の二点がございました。
・ヒマワリとかよりアマランサスが良い
・窒素を撒くとアンモニアによってセシウムが吸着した土壌から追い出されて、水溶性イオン化してしまうから厄介
アマランサスといえばあのヘルシーな雑穀かぁ。南米の高地とかで育てられてるイメージ（あくまでイメージですw）があるので、それなりに厳しい環境でも雄々しく育ってくれそうな気がするし、倍増的に栽培していけるなら、素人の自分でも何だか上手くやれそうな気がします。ちゃんと調べてみよう。だいたい種なんてものは売っているのだろうかも分からず、これ書いているという・・
それから窒素の件、殆ど聞いたまんまに書いていて意味がよく分かっていないのですが、土壌除去という観点からは、せっかく強固に結びついてくれていたセシウムが離れてしまい、更なる土中へと浸透していってしまうということで「厄介」とみなせるのでしょうが、素人考えにはそれはそれでいいことがあるような？とも思ったのでした。つまり離れたところを植物の吸収によってキャッチできないのかなと。
しょうじき、ヒマワリの数％という移行率を目にした時には、何も始めてない時点で既に「長い戦いになるんだなぁ」と落ち込むところがなかったわけではないのですが、サツマイモ様の恐るべき最大吸収率を目にしてから俄然またやる気が戻ってきたわけでありまして、移行率の高い植物に加えて窒素注入で後押しを効かせることで、効率的に除去が出来ないものかなぁと前向きに考え出し始めたのでした。あと何でしたっけか？カリウムやっちゃダメですよね確か。カリウム代わりにセシウムを植物に吸わせるから。しかしそれで果たして植物はちゃんと育ってくれるんだろうか。そもそも育生自体に失敗するようでは目も当てられませんので・・とにかくこのことについては勉強しつつ実践しつつ継続的に書いていけたらいいなと思っておりますです。
それと、除染相談コーナーで聞いた話に戻りますが、いい話ではなくちょっと気掛かりだったのが、アスファルトは高圧洗浄機を使ってもあんまり線量が減らないということ。これってそういえば武田先生の二本松講演会の時の質疑応答でも同じこと言っている人いたなぁと。「都会は水で流せばいいだけだからいいよなぁ」なんて思っていたけれど、もしかしたら案外都市部は都市部で汚染が長期化する懸念を抱えているのかもしれないですね。その相談担当者の方が言うには「高圧洗浄機で2/3、消防ホースで流したら1/2になった」とのことですから、よっぽどの水圧じゃないとダメなのかもしれません。固着してるのか隙間に入り込んでいるのか。
あと、今日宝化成機器さんからお電話があって、環境放射線モニタの納期がようやく決まりました！6/3、決戦は金曜日（ふるっ）。もしかするともう1日くらい納期早まるかもしれないとのこと。待ち焦がれていたものがやっと・・と感動の対面を果たしたいところなのですが、しょうじき注文してから時代は移り変わり、今のブームは表面汚染計測なのではないかと思ったりしていて、ガンマ線しか計測できない私の注文した測定器というのは、行政実施発表の計測値あたりと比較するにはベターな選択であったとは思うのですが、やっぱり、吹きだまりとか汚水升とかを測って（あのビニル袋に入れて地面に置くような感じで）「100μSv/hキター！」とか言ってみたいっていうw
もちろんそーいう恐いもの見たさを満たしたいがためだけではなく、表面汚染計測器にこだわるにはちゃんとしたまっとうな理由も勿論あって、それはなにかというと前述した除染のプロフェッショナルの方が仰るには「敷地内をくまなく測って線量マップを作り、高いところから（高いところだけ）を優先的・効率的に除染していく」のが肝要なのだそうで、表土剥離等による除染を志向している自分にとってはそれってやはり必要なツールなのではないのかなぁと。
というわけで、1台目もまだ入手に至っていないというのに、早くもセカンド・カウンタを物色しはじめているという、自分のこの節操のなさw自宅敷地内という極めて狭い範囲において相対的な高低さえ分かればいい話なので、そんなに高性能なものを買おうとは思っておりません（インスペクター欲しいけどさ）。あとは全部東電が補償さえしてくれれば万々歳なんですけどねぇ。
そうです、私がここでこの言葉を用いるのはすなわち、植物による土壌の放射能汚染除去のことについて語り出したいがためであります。表土剥離も勿論効果的だとは思うのですが、最終的な廃棄処理の問題が解決されることは当分ないような気もするので、それだったら少しでもまだ廃棄可能性のある植物を用いての土壌浄化についても併せて検討し、両睨みでことを進めた方がいいよなぁと考えているわけなのです。まぁそのじつ、肉体労働辛い・・っていうのもあるんですがw
昨日の食品測定ワークショップの除染相談コーナーにいらっしゃった、大井？さんという方のお話を伺っていて、このファイトレメディエーション関連で耳がピクピクゥとなった情報としては以下の二点がございました。
・ヒマワリとかよりアマランサスが良い
・窒素を撒くとアンモニアによってセシウムが吸着した土壌から追い出されて、水溶性イオン化してしまうから厄介
アマランサスといえばあのヘルシーな雑穀かぁ。南米の高地とかで育てられてるイメージ（あくまでイメージですw）があるので、それなりに厳しい環境でも雄々しく育ってくれそうな気がするし、倍増的に栽培していけるなら、素人の自分でも何だか上手くやれそうな気がします。ちゃんと調べてみよう。だいたい種なんてものは売っているのだろうかも分からず、これ書いているという・・
それから窒素の件、殆ど聞いたまんまに書いていて意味がよく分かっていないのですが、土壌除去という観点からは、せっかく強固に結びついてくれていたセシウムが離れてしまい、更なる土中へと浸透していってしまうということで「厄介」とみなせるのでしょうが、素人考えにはそれはそれでいいことがあるような？とも思ったのでした。つまり離れたところを植物の吸収によってキャッチできないのかなと。
しょうじき、ヒマワリの数％という移行率を目にした時には、何も始めてない時点で既に「長い戦いになるんだなぁ」と落ち込むところがなかったわけではないのですが、サツマイモ様の恐るべき最大吸収率を目にしてから俄然またやる気が戻ってきたわけでありまして、移行率の高い植物に加えて窒素注入で後押しを効かせることで、効率的に除去が出来ないものかなぁと前向きに考え出し始めたのでした。あと何でしたっけか？カリウムやっちゃダメですよね確か。カリウム代わりにセシウムを植物に吸わせるから。しかしそれで果たして植物はちゃんと育ってくれるんだろうか。そもそも育生自体に失敗するようでは目も当てられませんので・・とにかくこのことについては勉強しつつ実践しつつ継続的に書いていけたらいいなと思っておりますです。
それと、除染相談コーナーで聞いた話に戻りますが、いい話ではなくちょっと気掛かりだったのが、アスファルトは高圧洗浄機を使ってもあんまり線量が減らないということ。これってそういえば武田先生の二本松講演会の時の質疑応答でも同じこと言っている人いたなぁと。「都会は水で流せばいいだけだからいいよなぁ」なんて思っていたけれど、もしかしたら案外都市部は都市部で汚染が長期化する懸念を抱えているのかもしれないですね。その相談担当者の方が言うには「高圧洗浄機で2/3、消防ホースで流したら1/2になった」とのことですから、よっぽどの水圧じゃないとダメなのかもしれません。固着してるのか隙間に入り込んでいるのか。
あと、今日宝化成機器さんからお電話があって、環境放射線モニタの納期がようやく決まりました！6/3、決戦は金曜日（ふるっ）。もしかするともう1日くらい納期早まるかもしれないとのこと。待ち焦がれていたものがやっと・・と感動の対面を果たしたいところなのですが、しょうじき注文してから時代は移り変わり、今のブームは表面汚染計測なのではないかと思ったりしていて、ガンマ線しか計測できない私の注文した測定器というのは、行政実施発表の計測値あたりと比較するにはベターな選択であったとは思うのですが、やっぱり、吹きだまりとか汚水升とかを測って（あのビニル袋に入れて地面に置くような感じで）「100μSv/hキター！」とか言ってみたいっていうw
もちろんそーいう恐いもの見たさを満たしたいがためだけではなく、表面汚染計測器にこだわるにはちゃんとしたまっとうな理由も勿論あって、それはなにかというと前述した除染のプロフェッショナルの方が仰るには「敷地内をくまなく測って線量マップを作り、高いところから（高いところだけ）を優先的・効率的に除染していく」のが肝要なのだそうで、表土剥離等による除染を志向している自分にとってはそれってやはり必要なツールなのではないのかなぁと。
というわけで、1台目もまだ入手に至っていないというのに、早くもセカンド・カウンタを物色しはじめているという、自分のこの節操のなさw自宅敷地内という極めて狭い範囲において相対的な高低さえ分かればいい話なので、そんなに高性能なものを買おうとは思っておりません（インスペクター欲しいけどさ）。あとは全部東電が補償さえしてくれれば万々歳なんですけどねぇ。
2011-05-30 22:21
nice!(0)
コメント(8)
トラックバック(0)
こんばんは。
一応、雑穀の地、岩手に住んでおりますので・・笑
http://noguchiseed.com/hanbai/tane/shosai/1205.html
ちょー寒い岩手でも栽培してるので、福島の寒さなら阿武隈山系でも大丈夫だと思いますよ。
今日の合同記者会見でNHKの石川解説員が文科省のデーターには内部被ばくが含まれていないとIRSNが下記の報告書で指摘している。と発言しておりました。
http://www.greenaction-japan.org/internal/110523_IRSN_drph2011-10.pdf
避難処置を取らなかった場合と3ヶ月で避難した場合の影響差や蓄積量10年・70年外部被曝と人口の関係等、興味深かったです。
とうとう仕事で除染を考えなければならなくなりました。
相馬市玉野副霊山に中国人実習生の寮があり、その寮の周りの除染を検討中です。
震災直後、30名のうち20名は一時帰国しているのですが、頑張って仕事したいと10名が残っております。5名は梁川町寮、5名が相馬市玉野副霊山寮です。
近くの玉野小学校で校庭の土をいじったらしく、急に不安になったようです。
調べてみると玉野地区も結構線量高いみたいだから対策するのは当たり前だけど・・
現在、岩手なので担当してなかったのですが、東京の事務所から詳しいだろって事で話が来ました。
副霊山の寮は山の中の一軒家。まわりは牧草地環境で何から手を付けたらいいか・・
まずは、校庭同様、寮周りの表土剥ぎからかなぁと考えておりました。
実習生の勤務先の工場にユンボや除雪車があるから、穴を掘ってシートで養生して表土を埋める。剥いだ後の表土に砕石でどうかと考えています。
実際着手するのは、線量計を入手してからにしようと思っております。
実は、TERRA (Dosimeter-radiometer MKS-05)を1ヶ月前から発注済です。
5月初旬に到着予定が、なかなか届かないのでヤキモキしております。
土壌の除染や線量計の使い方など、アドバイスをいただきたいと思いますので宜しくお願いします！
by gakunonomomo (2011-05-31 00:30)
>>gakunonomomoさま
こんばんわです。アマランサス！10,000粒！いいですねぇwひまわりの種1リットルで何千円かかったかというwあとは園芸農耕については完全素人なので、撒けば適当に生えてきてくれるくらいの逞しい生命力を、期待したいところですw寒さはちょっと懸念してたのですよ、でも岩手で大丈夫なら問題なさそうですねぇ。
中国の方はまだ残っておられるんですねぇ。あの事故初期の国を挙げて？の帰国への迅速な対応を見ていると、もはや皆さんいらっしゃらないくらいの勢いなのかと思っていました。しかし・・玉野、たぶん高いです。霊山町石田地区のすぐ隣ですものね。確かに玉野の小中学校は線量高かったのです。山の中だと見渡す限りみな高線源！という感じで、モチベーションを保つのが難しそうですよねぇ。でも砂利まで敷くというのはかなり至れり尽くせりですね！飛散防止＆石自体の遮蔽効果で多少は線量低減できそうな気がします。
エコイスト（？って呼ぶのか）のヤツですか！線量計！いいなぁー、自分も二台目、その辺がいいかなぁと思ってたのですよ。でも全然高いんですよねwそんなに散財していいのかっていうw表面汚染測りながら除染した方が絶対効率的だし、そしてビフォア・アフター数値を見て、除染効果を実感できるというのがよいと思います。
しかし岩手にいらっしゃるのに霊山・相馬の山奥くんだりまで・・ご苦労様です。115号線は自衛隊車両が轟々ひっきりなしに通りますので、特殊車両マニヤ等にはたまらないものがあるようです。大気中の放射性物質はホントにだいぶ収まってきているので、内気循環で窓閉めたまま走ってきて、あとは屋外活動時の土埃だけケアすれば、さして問題は無いような。
こちらこそ勉強させてください！まずこんなことが無かったら絶対覚えないような知識やスキルなわけですが、あんなことが起こってしまった後の世界においては、もはや有用過ぎて欠かすことのできぬものといっても過言ではなく、とにかく互いに切磋琢磨？して、万全の態勢でこの世界を生き抜いていきたく思いますです。
by hal (2011-05-31 02:09)
モンクレール2012メンズは軽くて暖かい最高品質のダウン素材を使用しておりますので 、薄手ですがとっても暖かい。フードはスナップで着脱可能、スモールワッペンでオシャレ 度もUP！モンクレール激安はとてもファッションでしょう。
激安モンクレールジャケット http://www.bb-dd.net/
by 激安モンクレールジャケット (2012-11-07 01:05)
セールMONCLERメンズベストClairyブラック等秋冬新作が激安。全国送料無料！ あなたは、最新のスタイル、最高の品質、最高の価格と最高のサービスが不足して後悔 するだろう。多くの製品にはmonclerアウトレット販売店 をチェックしてください。ダウンジャケット<a href="http://www.moncler-moncler.org/moncler-2012-autumn-winter/" target="_blank">http://www.moncler-moncler.org/moncler-2012-autumn-winter/</a>
by モンクレール ダウン (2012-12-14 12:43)
セールMONCLERメンズベストClairyブラック等秋冬新作が激安。全国送料無料！ あなたは、最新のスタイル、最高の品質、最高の価格と最高のサービスが不足して後悔 するだろう。多くの製品にはmonclerアウトレット販売店 をチェックしてください。ダウンジャケット<a href="http://www.moncler-moncler.org/moncler-2012-autumn-winter/" target="_blank">http://www.moncler-moncler.org/moncler-2012-autumn-winter/</a>
by モンクレール 2012秋冬新作 (2012-12-14 12:48)
Danke, Beve – ein sehr treffender und wie immer wunderbar formulierter Bericht über eine der besten Auswärtsfahrten die ich bisher erleben durfte.
by ray bans sunglasses outlet (2013-06-29 13:57)
<a href="http://www.monclerdown-japan.com">モンクレール ダウン</a>の物語は第二次世界大戦中に始まり、ブランドは伝説的な歴史を
持っているhttp://www.monclerdown-japan.com
by moncler (2013-08-15 17:19)
ハハ、ファイトレメディエーション（名前がかっこよい）：2011年嫁に夢中の旅：So-netブログこの記事は過去にシンプルで簡単な外観も、非常に深遠な意味で書かれているが、それを味わうためにあなたが本当に深刻な場合は、それは多くの意味が含まれています。著者に感謝このような良い記事を提供していますので、私の心は再び洗礼をされて、あなたは私のことをもっと知りたい場合は、ここで確認できます:http://www.fotodigitaldiscount.de/hollistersde.asp or <a href="http://www.fotodigitaldiscount.de/hollistersde.asp">Hollister</a> or Hollister and http://www.fieec.fr/hollisterx.aspx 私は私の意見が受け入れられることを願って。[url=http://www.fotodigitaldiscount.de/hollistersde.asp]Hollister[/url]
by Hollister (2013-10-30 11:43)