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原発現地いまだ収まらずか・・ [地震と原発]

福島第1原発:キセノン検出確認 「長時間臨界」は否定

今の今更になって初めて万人の知るところになった事実、ではなく、8月時点で既に一度検出確認されていたけれど華麗にスルーしてたってところに、「知ってて放置したってことは大丈夫なんでしょ?」と少しばかり楽観を覚えないでもないがw、東電の「でも大丈夫」はアテにならないことは事故以来何度も目の当たりにしてきているので、自分も一応総悲観モードで阿鼻叫喚の声でも上げとこうかな・・イヤァアアアッッ!!!しかし両隣(1、3号機)も恐らく同様なんでしょ?これまでライブカメラの映像を観てはたびたび「最臨界?!」みたいな話題が取り沙汰されていたもんだが(Twitterとかで)、あながち間違いではなかったのだなぁと、その狂騒ぶりを冷ややかかつやや懐疑的に眺めていた自分の態度を恥じ入ってみる。

危険かどうかについては職者の見解が出揃うのを待ちたい。ただ、放射性物質が大量にバラまかれて今後何年も共に在り続けるしかないという既存の状況でさえ異常中の異常なのに(みんな慣れてきてるが)、そこに来て原発現地のリスク再燃ということでみなが除染熱から解き放たれ、もう少しいろいろな進路や手段を考える契機となれば良いとは思う。また既に避難した身としては、政府が急いで達成を目指す「冷温停止"状態"」と今回発覚した事象との関わり合いの部分がとても気になる。

些少ではあっても核分裂を抑制できていない=統制下に置けていないのだから、原発現地リスク解消とともに帰し始めている緊急時避難準備区域や(線量の低い)警戒区域についての処遇はどうしたって再考はするべきだろう。それでも取り繕おうとする国や東電の姿にはもう無理すんなよ、意地張るなよ・・と憐憫の情すら覚えてくる。当初のロードマップに合わせて東電の賠償期間や賠償内容の設定もひとまず来年3月までと区切って示してあるが、もうその先の分も覚悟しておいた方がよいのではないか。とにかく「帰す」「達成する」と決めちゃったから何があっても「大丈夫」で押し通す、ということだけはするのを止めていただきたい。

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