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同じ小国地区に住まう人間として [地震と原発]

今後も拝読させていただきたいブログを開いていらっしゃる大武農園さんをご紹介させていただきます。

大武農園さんは私の実家のある下小国より南に位置する上小国にいらっしゃる方で、農業や土壌への影響という観点から今回の放射能禍に対して真摯かつ冷静(←ここ重要)なエントリーを投稿されていて、門外漢の自分にとっては非常に参考になりますし、何よりこんな身近においてこのようにちゃんと放射能というものに向き合い、この災厄に立ち向かおうとしているその態度に、僭越ながらシンパシィと少なからぬ感動とを覚えます。

自分なんかより具体的にいろいろアクションを起こされ始めているというのも、自分に出来ることを成したいと常々考えている自分にとっては非常に発奮材料たりうることですし、今後もブログを拝見させていただきつつ、自分も頑張っていきたいと決意を新たにする次第です。それで以下のエントリーは大武農園さまに小国地区の土壌特性の話等についてご質問させていただき、回答をいただいたコメント欄にある下りを含めてぜひごらんいただければと思います。

放射線モニタリングの問題点
http://ohtakefarm.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-eea0.html


それからデータ(伊達市実施霊山町小国地区の計測線量マップ)を追加しました。伊達市より配布された資料ですが、市広報の方はホームページにpdfがアップされているものの、本資料については上げられていなかったようなので掲載させていただきます。
伊達市小国地区線量計測マップ.gif

眺めた感想は二つ。思ったより高くない、だが全体的に平均して高い。これでは枝野官房長官が言うような「年20mSvを実際には大幅に下回る見通し」というものは到底立ちそうにもないと思う。学校だけが高いのではなく、やっぱり学校も高かったというだけなのである。

中には4.2μSv/hという悶絶しそうな数値を計測する地点もあるけれど、ここは計測箇所が「集会所」となっているから、完全に路上と呼べるような計測環境ではないのではないかと推測(元小学校跡地の一角に集会所があるので、準校庭みたいなものというか)。それにしても高いのは間違いない。川俣町の山木屋地区や飯舘村の比較的低線量地域も避難指示が出るというのなら、この辺だって相応の措置がとられて然るべきとは思うものの、とりあえずこのような調査をわざわざするということは、市に決して捨て置かれているわけではないということだから、そこだけは望みがあるのかもしれない。

実家のおかん曰く、これを受けて同地区住民の話し合いだかなんだかが近日行われるみたい。今までずっと済み続けていなかったのに突然地元民づらするつもりはないが、何らかの意思表示だけでもして、市でも県でもいいからある程度まとまった数の住民意見を受けての要望・陳情という具体的動きになるよう力添えしたい。
①地域全体が高線量だから、校庭だけ対応してもあまり意味がなく、引き続き子供たちの防護措置を拡大して欲しい
②空間線量の細密な継続モニタリングはもとより、土壌調査等も実施して欲しい(うちのおかんのように「どんどん低くなっていって最後は安全レベルに落ち着く」と信じて止まない人はいっぱいいるはずだから、セシウムの存在を明らかにしていかないと)
③線量継続調査から累積線量を導き出し、年10mSvを超えることが明らかな状態になったら屋内退避等の措置を出してもらえるよう前もって要望しておく(屋内退避なら避難に伴う経済的損失や精神的苦痛というものを背負うことなく、補償の対象になるという権利だけは勝ち得ると思うので)

この辺が差し当たって実現性がありつつ必須なものかなぁと。もちろんメールと電話攻勢も欠かさず続けていきますよw
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美女と・・・

美女・ロリ・お姉様・お嬢様・ギャルたくさん揃っています(。・ω・)ノ♪ http://love.44m4.net
by 美女と・・・ (2012-10-03 15:15) 

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