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beyond the infinite [終]

突然ですが思い立ったが吉日、ということで、このエントリーをもって本ブログを終結させることとしました。思い立ったきっかけというのが、気付けば記事数がちょうど「311」だったことに気付いたから、というだけなのですけれどw、しかもこれを書くことによって記事数が1つ増えてしまってキリ悪くなるという始末でじつに根拠薄弱ではあるのですが、もともとブログタイトルに従って、本年中には閉じようと思っていたのが少しだけタイミングが早まっただけのことですし、じつをいうと自分を取り巻く状況というものが、奇しくもファーストブログを閉じたときと似通ってきており、ここで一旦旅を終えるというのも、運命なのかなぁなどと考えている次第です。

もう一つ実質的な理由があるとすれば、自分が秋田に避難して以降、本ブログの主題であった原発事故と放射能汚染問題から物心両面において離れてしまった感が自分の中では大いにあり、やはり特定避難勧奨地点=「避難しろ/避難しなくてもよい」の境界、という特殊な立場に居ながら事物を眺めモノを語るからこそこのブログには意義があったのではないかと思うわけで、福島の外からではもはや横並びな意見しか語れないような限界を日々感じつつあったのでして、残念ながら私の場合、避難しても"福島続行中"というような高いモチベーションを保ち続けることはできなかったようです。

来年からはGCPの活動のベースでもありますFacebook内で、細々と我がことについても綴っていこうと考えておりますので(Facebook完全移行に伴いGCPも尚一層頑張る!!)、もしご縁があればお友達になっていただければありがたいです(本名で登録しておりますので、自分のTwitterのアカウントから探せたりするかと思います)。Twitterについては・・ワタクシ、いわゆる「放射能がゼロでなければならないヒトたち」の意見にはどうも馴染まないものですから(彼らといったら福島のヒトやモノへの拒否感に満ち満ちていますからねぇ、自分も極力忌避したい派ですから理性的には了解できるのですが、同時に福島県民の一人でもありますから感情的にはいけ好かないわけですw)、そうした論調が以前よりも収まって、単なる悲嘆のオンパレードやただひたすらの悪材料探しから脱却して、より建設的なムードになっているようならばまた再帰してみたいとは思います。

最後に、本ブログを空しい独り語りで終わらせずに、コメント欄などで交流してくださったり情報提供してくださった皆様、大変お世話になりありがとうございました。願わくば、ソーシャルネットでまたお会いしましょう。そして本ブログをきっかけにして、徒手空拳でしかなかった私のアクションに本当の血肉を与えてくださった小国地区の皆様、このようなご縁を持てたことは自分の人生にとって思いがけない収穫でありますし、今はすっかりなりを潜めてしまっていますが、あの皆さんと分かち合った熱い夏の運動・活動の日々のことは、原発事故以後のセカイに相対していかねばならない自分にとって大きな励みとなるものです。ってかまだ小国はさっぱり綺麗になんかなっていませんし、子供たちの避難完了してもおりません。これからも一緒に頑張っていきたいところです。

あ、そういえば放射線量計のトピックについては、とりわけ現所有機のテクノエーピーTC100など、このブログ上でプッシュ気味に紹介してしまった気がしているのでw、その責任を果たすべく校正・比較・試験計測などのデータについては新ブログ設けて粛々と記してゆくかもしれません。とにもかくにも激動の2011年も間もなく終わり、来たる2012年は果たしてどんな年になるのやら・・来年の旅はもしかすると・・ファンタスティック・フォー??

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